こんにちは、久々に福島です。
その前に遅くなり…過ぎましたが、改めまして2017年もどうぞよろしくお願いします。
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昨年はこの松橋さんとこの取り組みを始めた事で新しい発見、気付きをたくさん頂きました。
じゃがいもの生育状況が気になって作付け後、一人で畑を見に行く事もしばしば。じゃがいもを堀る作業は7月に一度、8月に一度体験させてもらいましたが、これが両日とも楽しく記憶に残るとてもいい時間でした。短い時間での話ですが、この時の事も僕視点でお伝えしようと思います。
今更ながらですが…以下振り返ります。

7月5日
ちょうど地元中学校の職場体験もありまして、生徒さん3人を引き連れて畑へ向かいました。
職場体験のプログラムとして組み立てていたのは「コロッケができるまで」 という流れを一つの軸として実際に現場に行って掘る部分からできたものを食べるまでを体験してもらうまでです。
育てる人からそのお仕事や野菜にかける想いや考えをききとる部分を含め、厨房に戻ったら掘った
じゃがいもの洗い~玉ねぎカット、火入れまでの仕込み。という内容です。
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さて、大潟村の松橋ファームさんのじゃがいもの畑まで40分程、
現場に
到着▼じゃがいもの紫の花が綺麗に咲いております。7月5日の午前中です。
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松橋さんからの説明を受け
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掘り方を見ながら
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▼下の写真は根っこまでの様子
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▼早速中学生の生徒さん達と一緒にわたくしめも掘っていきました。
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手で掘りでてきた時のよろこび。お宝発見!!!という感動でございます。

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楽しいけれど、やはりこれをお仕事として長い時間毎日やるのは大変さもあるだろうし、身体的疲労も結構なものだろうと思います。慣れないわたくしめは作付け同様やや筋肉痛&疲労も結構ありました。松橋さんによると、やはり筋肉の疲労などは慣れもあるし動きも無駄が無くなるのだそうです。すごい。

▼ぼっこり掘った状態
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掘ったじゃがいもが並びます。
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▼男鹿南中2年生の生徒さん達と。
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さてさて、僕が感動したりなるほどーと思ったのが、こちら虫やカエル、ミミズ、生き物達の存在。
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農薬や化学肥料を使わない、という事がどういうことか。
ざっくりオーガニックというと、生き物と共存するだとか持続可能だとか生態系も循環、土が活きている、等フレーズが思い浮かびますが、現実に自分の手で元気なカエル達や土の中から威勢よくでてくるミミズや虫達を見つけてとても嬉しくなりました。
一度脱線しますが、思い出すのがナウシカのこの場面
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「火の七日間」という最終戦争の後、放射能で汚染された世界で暮らす人類の話です。
放射能に侵された森(腐海)が広がっていて菌類・コケ・シダが常に毒を吐いている状態の世界
ユパ様とのやりとりでこんなセリフがあります。
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きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないとわかったの。
汚れているのは土なんです。
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汚れているのは土なんです 土なんです 土なんです 
このフレーズがさっぱり意味わからず子供の頃はスルーだったんですが、初めて真面目に考えたのが大学時代。ナウシカの漫画全巻セットも読み再度映画も見ていた時の事ですが、この時初めて生き物との関りや微生物の存在、それらの役割を少しだけ意識しました。レイチェルカーソンの沈黙の春でもこういった事に触れていますが、土も沈黙の無生物状態だと活きているとはいえない上環境としてどうなのか、それが他に及ぼす影響はどうなのか。農薬も細かくいうと色んな種類がありますが、それぞれの安全性がどうなのか、というより使う姿勢、人間中心の発想がどうなのか、です。
有機肥料でも色々あるし、そもそも肥料自体全く使用しないやり方もあったり考え方も多岐にわたっていますが、
僕はここで目の前で生きる生き物たちに素直に感動しました。

▼掘ったのはカゴに入れ、大きさを3~4種にわけていきます。
大きいものはコロッケ用、と松橋さんの方でいつも分けて頂いています。それは福島の方で作業効率などの面でリクエストしており今の形ができています。
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▼種類も3種から2種に変更、両方にとって最もベストなやり方を模索し今のきたあかり&メークインの2種に。
写真はメークインです。
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▼作業を終えた後はもう喉はからから、炎天下の中頑張りました♪松橋さんの方から嬉しい水分補給のご提供。
時系列がずれますが、こちらは男鹿東中学校の生徒さん達との芋掘り体験の際。8月はじめです。
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作業が終わってから松橋さんがなぜ地元に戻り農業をやっているのか。農とは何か。
ここでやることの意味や弊社との取り組みにおける考えなど、僕のインタビュー形式でお聴きしました。
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後日頂いた生徒さん達の感想が感動的でした。
深く考え、なぜ仕事をするのか、地域や人のためになるかも照らし合わせたい、等々。

この後、掘りたてのじゃがいもと事前に頂いていた松橋さんの玉ねぎを使用して
生徒さん達にはコロッケができるまでの流れを体験してもらいました。

その流れはちょうど本日、松橋さんに体験してもらいましたので、
レポは一旦ここまでとしておわります。


じゃがいも も同じ種類でも誰がどのような環境でどう育てるかで、
旨味も甘みも水分の含有量も食感も仕上がりの柔らかさも、異なってきます。
収量を稼ぐ効率的なやり方をやろうと思えばできる農家さんですが、そうしないのはわけがあります。
土壌医検定の資格を持ち窒素の計測などもしながらより良い野菜作りに常に励む姿勢に頭が下がります。

ではでは、松橋さんによるコロッケづくりの体験レポをお楽しみに。




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by road-to-croquette | 2017-01-31 15:02 | じゃがいも生育状況